登場人物 3 シアン君


シアン・スカーレット
年齢 十五歳
得意科目 社会
好きな飲食物 クリームシチュー/野菜ジュース
特技 髪のカッティング・スタイリング
洗濯/火や水を出すこと
趣味 読書


「まんぼう旅行記」、変人担当。

東の大国スカーレット王国、現在第一王位継承者。
今、この国、王様いなくて、
シグナルのおっちゃんはてんやわんやなのです。

被差別部落民のダークエルフなので
幼い頃から出生を隠されており、
存在を知っているのは何人かの公爵と皇城の使用人の一部のみ。

皇城が魔物に襲われた際にむっちゃんに助けられ、
後をつけて木賊家に転がり込んだのが10歳のとき。

ダークエルフは、火を出したり、水を出したり、風を吹かせたりできます。
ストーリー上、さほど関わってきませんけどね。
その上、シアン君はちょっと下手なので、あんまり使うこともありません。

寒さに弱く、よく風邪を引きます。



えーと、むっちゃんの次に作ったキャラクターです。
とにかく「馬鹿」を全身全霊で体現するような子を、というコンセプトだったのに
馬鹿じゃなくて変人に育ちました。

つーか、そもそも、王子さまを馬鹿にしようと考えた
当時の自分の思考回路がよく分かりません。

そんでもって、
もうここから名前を考えるのを放棄しました。色辞典、万歳!

今後も漢字カナ交じりで統一性もなくお送りします。

あはは、ポリシーのなさが手に取るように分かりますね。

なんというか、
そこまで思い至らなかったと言うか、
他人に指摘されるまで
統一性のないネーミングによる違和感や
ファンタジーにご老公が出てくる違和感に気づかなかったと言うか。

気付いたときには最早
彼は「シアン君」以外の何者でもなくなってしまっておりまして。

名前に願いや意味を込めるというのは、ある程度文才のようなものが要りますね・・・・。
呼んで呼ばれているうちに、名前が大切な響きになってゆく
ほっぺたが緩むような人間関係が描きたいです。



(060218)

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